『 首こり 』って何? 怖い病気の原因は首こりだった! 4つの考えられる怖い病気
首は神経の塊です。脳と体をつなぐ唯一の通り道でもあります。
先ずは一般的にどういう病気が考えられるかを知ることも大切です。
「 つらい肩こり 」と思い悩んでいる人は、
一度『 首こり 』を疑ってみてほしいのです。
“ マッサージをしてもらったのに治らない ” そんな経験はありませんか?
少しでも下記の自立神経による症状が出ている場合は、
首の原因を疑ってみて下さい。悪化してからでは大変です。
首こりとは
ズバリ、姿勢の悪さによって起こる “ こり ” のこと。
肩こりとの大きな違いは、
首の周辺には交感神経や副交感神経といった多くの神経が通っていること。
生活に支障をきたす恐れもあるため、あなどってはいけない
「 危険なこり 」といえます。
大事に至る前に、適切に対処することをおススメします。
こんな人が 首こり になる
ストレートネック……元々キレイな首の骨は湾曲していますが、
真っすぐになってしまった状態のことです。
・下を向きっぱなしになる時間が長い人
・枕が高すぎて首が前に折れ曲がって寝ている人
4つの考えられる怖い病気
副交感神経への影響で起こる病気
めまい、吐き気、うつ病
大後頭部神経への影響で起こる病気
緊張型頭痛
自律神経失調症によって起こる病気
慢性疲労、睡眠障害、のぼせ・冷え、動悸・息切れ
必ず病院へ行ってほしい病気
頸椎椎間板ヘルニア
神経根に障害が起こり、指がしびれたり
指先の感覚が無いなどの症状が出ます。
普段の動きからはあまり感じない人もいますので、
原因がわからないまま時間だけが経過し悪化する人も多いです。
脊髄の障害になると歩行困難や排尿困難になり、
手術的処置が必要になることもあります。
病気につながりやすい首こりは、リスクが大きいと言えるでしょう。
上記の症状が続いている場合は無理をせず、
先ず、原因は何かを考えてほしいのです。
誰でも出来る簡単な対処法
単純なようですが、効果的なのは首を温めることです。
シャワーを浴びる時に優しく首に当てて温めると
自律神経が活性化され、とても効果的です。
この時、注意してほしいことは、決して強く当てず優しく適度にして下さい。
下を向き過ぎて当てても、首の負荷が取れませんから、
リラックスした姿勢で行いましょう。
そして首は神経がたくさん通っていますから、
決して力を入れて揉まないで下さい。
枕の高さを低くして首を伸ばして眠る工夫もおススメです。
もしかしたら、普段の生活を改善するだけでも変わるかも知れません。
上手に工夫してみて欲しいのです。
まとめ
残念な事に、首こりの認知度は低く、悪化してから気付く人が多いです。
単純に肩こりと勘違いされやすいのが、対処が遅れる大きな原因ですが、
リスクが大きい首こりは、決して安易に考えてはならないと思います。
自律神経失調症の症状が疑われる場合は、先ずは首こりを疑って下さい。
その場合は、決して怖がらず、
先ずは神経外科や整形外科がある病院で相談することをおススメします。
MRI検査で原因が判明すれば、大事に至らないで済みますから。
“ もしたら首凝りかも ” と感じたら、
早めにキチンとした対処をすれば大丈夫です。
決して無理をせず、元気に過ごせるように工夫をしていきましょう。