『 緊張型頭痛 』を治す秘訣って何? 肩こりと首こりが原因だった! 怖い病気が隠れている可能性

 

『 片頭痛 』の人も多いですが、仕事で根を詰めたりすると、

この『 緊張型頭痛 』になる人がとても多く、痛みが持続する嫌な頭痛です。

『 肩こり 』や『 首こり 』といった、筋肉の緊張も大きな原因になります。

それともう一つあり得るのが心身から共に来る強いストレスよる緊張です。

考えられる原因を少しでも改善できたらと思い、説明していきます。

  

 

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原因と痛み方

大きな原因、ズバリ『 肩こり 』と『 首こり 』です。

その名の通り、緊張しすぎて痛くなる頭痛。

つまり、首も肩も負荷が掛かり過ぎてカチカチに凝っている状態が続くと、

血行不良の時間も長くなることで、頭痛が起こるのです。

痛み方を説明すると、まるで頭の周りを縄でギュ~ッと縛られている、

或いは、どんどん締め付けられて行くような嫌な痛み方をします。

 

 

こんな人がなる

デスクワーク

  近年はパソコンによるデスクワークが大きな引き金になり易いです。

  ずっと同じ姿勢、そしてうつむき加減が絶妙に肩と首に負担を掛けます。

  しかも、仕事に集中するあまり時間が経つのを忘れて

  長時間同じ姿勢のまま、という人も多いはずです。

 

メガネ

  意外と気付かない場合があるのが、メガネです。

  度の合わない眼鏡から来る眼底披露。

  それから、サイズが合わない眼鏡も注意です。

  顔の骨も年齢と共に少しずつ痩せで行きます。

  昔のままで直さずに使い続ければ、当然微妙にズレて行きますから

  自然と負荷がかかります。

  しかも直接側頭部に触れているのですから十分原因になり得ます。

 

精神的ストレス

  人間関係からくる精神的なストレス。

  これは年齢を問わず、頭痛に限らず、

  心身共に不健康になってしまいます。

 

 

怖い病気が隠れている可能性

一番ありがちな怖い病気を説明します。

それは『 頚椎椎間板ヘルニア(けいついついかんばんヘルニア) 』です。

“ 疲れている=首こり ” と思い込んでいる場合、痛みが止まらず、

悪化してからようやく病院へ受信する、という人があまりにも多です。

大半の人が神経をブロックするためのブロック注射をすることになった、

という報告をしてきます。

 

しかし注射で済めばまだ良い方なのです。

痛みが治まらず、筋力の低下も止まらない場合は、

悪化を食い止めるために手術という選択になります。

首を手術と考えるだけでも、普通に怖い話ですよね。

 

頭痛になりやすい人は、頭痛の原因が何かを探ることが大切です。

違和感を感じたら、整形外科で相談することをご一考下さい。

その場合、MRI検査になるでしょうから原因もハッキリします。 

 

参考までに   

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対処

痛み具合は人によってかなりの違いがありますが、

軽い痛みの人でも、意外と継続時間が長い場合があります。

この場合は、先ず肩を大きく動かし、首と頭の血流を促す事が大切です。

 

つまり、薬に頼らなくても改善できる頭痛、と考えると気が楽ですね。

 

単純なのですが、ラジオ体操。

日本人なら誰でも知っている運動ですが、

これが本当に素晴らしく良い動きがたくさん組み込まれています。

思い出してみて下さい。大きく肩を動かす動作ばかりです。

上半身の血流がとても良くなるのです。

一日一回でも行うと良いでしょう。 

 

『 肩こり 』の記事にも簡単運動を載せてありますので、

気になる方は一度読んでみて下さい。

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それとお風呂は湯船に浸かりましょう。

出来れば、時間を気にせず、ゆっくりとリラックスして入ってほしいのです。

“ リラックス=思考回路の切り替え ”

これもストレスから心身を解き放つためには案外大切なのです。

 

 

気を付けたいこと

カフェイン

 ハッキリ言います、注意して下さい!

 “ こりを取る = 血行を良くする ” というのが大切な訳ですが、

 これに対して、カフェインは血管を収縮されてしまう成分。

 ですから、もっとハッキリ言ってしまうと、

 緊張型頭痛の時はコーヒーやお茶は控えて下さい。

 

 よく「 気分転換にちょっと一服 」とい言いますが、

 軽い緊張型頭痛の時でもカフェインを含有している物を口すれば

 リラックスどころか、痛みをより継続させるだけです。

 最近はノンカフェインタイプのコーヒーを売る店も増えてますから

 上手に取り得れると良いでしょう。

 

 但し、逆のパターンが片頭痛です。

 片頭痛は、脈に合わせて痛みがズキーンズキーンと来る頭痛です。

 血管が拡張して起こるため、カフェインの摂取が効果的に働きます。

 「 朝から濃いめのお茶やコーヒーを飲むと目が覚める 」

 と言う人もいますね。

 それは寝ていてリラックスしていた血管がカフェインによって、

 収縮や萎縮をする刺激で目が覚めた気になるだけ、ということなのです。

 言い換えれば、血管へのストレス行動に外なりません。

 体調に合わせて、工夫をして行くことが必要ですね。

 

 しかも厄介なのは、カフェインには 『 カフェイン離脱頭痛 』

 という、皆さんがあまり聞き慣れない頭痛もあります。 

 カフェインについては別の記事でも説明しています。

 気になる方は、是非、ご一読下さい。

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アルコール

 アルコールの危険性も把握しましょう。

 アルコールはご存知お通り、飲めばポ~ッとしてリラックスしますね。

 それは血流が良くなるからです。

 つまり一時的なリラックスなのに血流が良くなる為、

 こりも緩和されて楽になる、と、都合の良い解釈をしがちなのです。

 しかしもっと怖いのは、適度な嗜みにしないと、肝臓に負担がかかり、

 右肩に “ つらいこり ” が起こります。

 これにより緊張型頭痛を起こす事になります。

 いわゆる負の連鎖です。ですので、アルコールも適度にしましょう。

 

 

まとめ

緊張型頭痛の時は、カフェインは悪化させるだけですから、

痛みが出ている時のカフェインは、是非、避けるが良いでしょう。

そして疲れている時はアルコールも控える方が無難ですね。

何事も適宜にして、体をいたわりながら元気にすごしましょう。